👨‍👩‍👧子育て世帯データ解説

共働きはもう、
当たり前?

データで見る子育て世帯のいま。保活が「普通のこと」になった背景。

✍️保育園・幼稚園検索 編集部2026.7.30読了 約5
出典:厚生労働省 2024(令和6)年 国民生活基礎調査
80.9%

子育て世帯の母の「仕事あり」

20年前は56.7%

16.6%

子どものいる世帯の割合

全世帯5,482万のうち907万世帯

10.7%

三世代同居の割合

子どものいる世帯のうち

1.68

平均児童数

子どものいる世帯あたり

「保育園に入れるために職場復帰の時期を調整する」「祖父母は遠方で頼れない」。 いま子育てをしている家庭には当たり前の風景ですが、これは統計にもはっきり表れている、この20年の大きな変化です。

厚生労働省が毎年行う国民生活基礎調査の最新結果(2024年)から、子育て世帯のいまを3つの数字で読み解きます。

💼

子育て世帯の母の8割が働いている

子どものいる世帯で、母が仕事を持っている割合は80.9%。20年前(2004年)の56.7%から、ほぼ一貫して増え続けてきました。

児童のいる世帯における母の「仕事あり」割合(%)

2004年
56.7%
2013年
63.1%
2019年
72.4%
2022年
75.7%
2024年
80.9%

働き方の内訳(2024年)

働き方割合20年前(2004年)
正規の職員・従業員34.1%16.9%
非正規の職員・従業員36.7%26.2%
その他(自営業など)10.1%13.6%
仕事なし19.1%43.3%

特に増えているのが「正規の職員・従業員」で、20年で16.9%から34.1%へと2倍になりました。 「出産後も正社員として働き続ける」が主流の選択肢になったことが、保育園ニーズの高まりの根っこにあります。

🏠

「祖父母に頼る」は少数派になった

子どものいる世帯のうち、祖父母などと同居する「三世代世帯」は10.7%。 1986年には27.0%だったので、38年で4割ほどまで減りました。 いまは約8割(79.2%)が「夫婦と子どもだけ」の世帯です。

児童のいる世帯に占める三世代世帯の割合(%)

1986年
27.0%
2004年
22.5%
2016年
14.7%
2024年
10.7%

「共働きが増えた」×「同居の祖父母が減った」。この2つが重なった結果、 平日の日中に子どもを見てくれる存在は、家庭の外=保育園に求めるしかなくなりました。 保活は特別な家庭のイベントではなく、普通の家庭の通過点になっています。

📉

子どものいる世帯は、全体の6分の1

子ども(18歳未満)のいる世帯は907万4千世帯で、全世帯の16.6%。 1986年には46.2%と半分近くを占めていたので、社会の中で子育て世帯は「少数派」になりつつあります。

子どものいる世帯の割合内訳(児童1人/2人/3人以上)
1986年46.2%35.2% / 48.3% / 16.6%
2004年27.9%42.7% / 43.9% / 13.5%
2024年16.6%47.7% / 39.2% / 13.1%

子育て世帯が少数派になるほど、社会の「標準設計」が子育て前提でなくなっていきます。 だからこそ、自治体ごとの保育・子育て支援の差は昔より大きく効くようになっています。 住む場所選びが、子育てのしやすさに直結する時代です。

出典・調査情報

厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査」結果の概要(2024年6月6日現在・2025年公表)
「児童」=18歳未満の未婚の者。母の仕事の状況は「仕事の有無不詳」を含まない構成割合。
本ページは公開資料をもとに保護者向けに要約・解説したものです。正確な数値は原資料をご確認ください。

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